医歯学総合研究科
生体機能調節医学専攻 博士課程

李 思聡


インタビュー

これまでのご経歴と、現在の研究内容についてお聞かせください。

 私は天津中医薬大学の臨床専門を卒業し、学んだ内容は主に神経系の疾患と伝統的な中医治療法に関するものでした。病院での実習期間中は、主に神経内科で脳梗塞に関連する治療を行っていました。

 現在、私は上野先生の研究室で、脳梗塞後の神経回路再構築および神経回復に関する研究を行っています。

脳の研究に取り組むことを決めたきっかけと、脳研究所への大学院進学を決めた理由についてお聞かせください。

 第一点は、私の大学では脳疾患を専攻しており、患者さんと接する中で彼らの困難な状況を感じ取ったことです。また、現在の臨床治療法では本質的な治療効果を得ることができていないという現実にも気づきました。第二点は、私の故郷である天津が中国で脳梗塞の発症率が最も高い都市であり、私の親戚もこの病気にかかっているため、この分野の研究を続ける決意をより強くしました。

 BRIを選んだ理由については、ウェブサイトで調べたところ、BRIは非常に長い歴史を持つ研究所であり、優れた研究力を誇ることが分かりました。また、上野先生の研究テーマに非常に興味を持っているため、BRIを選びました。

脳研究所の研究環境の魅力は何でしょうか。

 ここでの第一点は、研究の設備が非常に充実しており、さらに非常に先進的であることです。もっと重要なのは、ここにいる先生たちの能力が非常に高く、根気強く指導を行っていることです。

終業後や休日はどのようにお過ごしでしょうか。趣味やリフレッシュ方法がありましたらご教示ください。

 私は普段、休みの日の午前中に家で掃除をすることを選びます。私にはダンスという趣味があり、時々週末に家でダンスを練習することがあります。

今後の目標についてお聞かせください。新たに学んでみたいことや、挑戦してみたいことはありますか。

 もちろん、私は自分の日本語能力と研究のレベルがさらに向上することを望んでいます。

脳研への大学院進学を検討している方へのメッセージをお願いいたします。

 私が思う最も良い点は、BRIの教授や先生方が非常に真剣であることです。もし神経科学の研究が好きなら、ぜひ私たちの仲間になってください。

1⽇のスケジュール

Interview・・・2025年1⽉時の所属とインタビュー内容を掲載しています
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