
メンバー教授 准教授 特任准教授 特任助教 |
研究概要私たちのラボは、チームとして、神経・精神疾患の剖検例を対象とした臨床病理、および脳腫瘍やてんかん原性脳病巣等の手術・生検例を対象とした外科病理を行なっており、また脳神経疾患の病態形成機序を明らかにする研究を進めています。 ミッション信頼性の高い臨床病理診断と知見を提供し、また医学・医療分野としての神経病理学を推進する ヴィジョン
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内側側頭葉てんかん発症メカニズム。てんかん外科で切除された手術検体の一部を用いて神経活動を記録しました (a)。海馬支脚とCA1領域間に正常ではあり得ない相互の神経連絡異常が認められる症例 (b)と、海馬支脚内部と歯状回に異常神経活動を認める症例 (c)があることを見出しました。病理組織学的知見と合わせ、これらは順に、海馬硬化症をきたす前、次いで海馬硬化症に至った際、の病態生理であることが示されました。Kitaura H, et al. EBioMedicine 2018; 29: 38-46.
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