医歯学総合研究科 医科学専攻
修士課程

柴山 夏蓮


1日のスケジュール

インタビュー

脳研究所で研究をしようと思った理由についてお聞かせください。

 音楽と脳の関係について興味があり研究がしたいと考えていた時、HPを見つけました。日本国内では音楽と脳の関係を研究できる教室は多くないですが、脳研究所にはそのような研究をしている先生がおり、迷わず決めました。また学部三回生の時に研究室を訪問した際、学部時代と研究分野が異なっていたこともあり、大学院に入ってからスムーズに研究に入れるようにと勉強の方針を細かにご指導いただいたことが印象に残っています。入学が決まる前でしたが、こちらで勉強したいと強く思ったことを覚えています。


現在取り組んでいる研究内容についてお聞かせください。

 「ヒト脳機能イメージングによる相対音感獲得の脳基盤の解明」を柱に、現在相対音感の研究を進めています。絶対音感の一般的な評価、訓練方法が存在する一方で、相対音感についての方法は確立されておらず、日常の音楽活動を通じてある程度自己学習していますが、詳細は分かっていません。そもそも音楽は音高の相対的な関係で成り立っているので、音楽を理解するためには相対音感は重要です。実験では、作成した音感課題を実験参加者に行ってもらう等の行動実験や、脳波の測定を行っています。訓練による脳活動の変化を楽しみに日々実験を進めています。


脳の研究をしようと思ったきっかけがありましたらお聞かせください。

 小さいころから楽器を演奏する機会があり、音楽に触れてきました。その中で異国の異なる時代の音楽(クラシック音楽等)に感動したり、同じ感想を持ったりといった同じ心の動きをすることがしばしばありました。音楽は脳にどのような影響を与えているのかを知りたい気持ちが、演奏を極めたいという気持ちを上回り、脳の研究をはじめました。


脳研究所で研究することの魅力は何でしょうか。

 自分の研究以外の脳研究に触れる機会が多いことではないでしょうか。脳研究がこれだけ集結していることは珍しいと感じます。
 修士課程の講義においても脳研究所の先生方の講義が多くあり、脳についてのホットな話を聞ける機会が多いと思います。


今後新たに学んでみたいことや、挑戦してみたいことはありますか。

プログラミング:実験を作成したり解析したりする際に、自由に使えることが目標です。
英会話:近年海外の学会で発表、ディスカッションができることが目標です。
どちらも研究者として、必須スキルだと思うので習得を目指しています。


終業後や休日はどのようにお過ごしでしょうか。
おすすめのリフレッシュ方法がありましたらご教示ください。

 新潟の魅力を堪能しています!休日は直売所に行ったり、フルーツ狩りをしたりします。新潟はおいしいものが多いですが、中心地から少し足をのばせば、新鮮な野菜が食べられるので魅力的です。県外出身ですが、地元ではかなわない休日です。特にフルーツが好きなので私にとっては至福の時間です。新鮮でおいしい食材が日々の研究の活力になっています。


脳研究所への大学院進学を検討している方へメッセージをお願いします。

 脳の研究をしたいと少しでも考えているのであれば、一度脳研究所を訪ねてみることをお勧めします。研究設備の充実も然ることながら、先生方の研究に対する熱意、指導に対する熱意などを感じ、研究意欲があふれることと思います。まだ新潟に来て半年足らずですが、関わってくださる方々に恵まれ、ここで研究を始められてよかったと思っています。何を研究するかはもちろん、どなたと研究ができるかということも同様に大事なことだと考えているからです。総じて、脳研究所は多くの学生にとって素晴らしい環境が整っている場所だと思います。研究の一歩として、脳研究所を進学先の選択肢に入れられてはいかがでしょうか。
 また脳研究所の所在地、新潟もまた魅力の詰まった県ですから、住みたくなるかもしれません。数年、もしくは数十年過ごす可能性がある場所とも言えますから重要なことですよね。


Interview・・・2023年9月時の所属とインタビュー内容を掲載しています
このページの先頭へ戻る