医歯学総合研究科 分子細胞医学専攻 博士課程

秋山 夏葵


1日のスケジュール

インタビュー

現在、脳研究所でどのような研究を行っていますか?

脳虚血・タウ蛋白蓄積・神経保護を大テーマに研究に取り組んでいます。脳梗塞では運動麻痺や言葉の障害、認知機能低下などがおこりますが、それらの症状は脳梗塞後の脳内でダイナミックな環境変化がおきた結果です。多彩な環境変化のなかでも、"炎症(=障害性)と抗炎症(=組織保護性)"のバランスに注目し、脳内炎症バランスにおいて重要な役割を果たすミクログリアの性質を活かして、脳梗塞後の組織障害や認知機能障害を少しでも防ぐことができないかと考えています。

どうして脳研究所で研究しようと思ったのですか?

脳研究所では、臨床と基礎が融合した研究が多く行われていることが最大の理由です。また新潟大学の脳神経内科に所属していましたので、大学院進学を考える上で脳研究所を選ぶことは自然なことでもありました。脳研究所の充実した研究環境については身近な先輩方からもお話を伺う機会があり、進学後のイメージもつきやすく、ぜひ脳研究所で研究に携わりたいと思いました。

脳研究所への大学院進学を考えている方へメッセージをお願いします。

私は臨床医として勤務する中で、日々の診察における所見や症状を観察しながら、「今この患者さんの脳内ではなにが起きているのか」「この所見が現れる患者さんだけに共通して起きていることはなんなのか」などをより深く多方面から学びたいと感じ、大学院への進学を希望しました。そういった臨床と基礎の相互関係は、脳や神経における大きな魅力だと強く感じており、私にとって最大のモチベーションです。私の例はほんの一例ですが、もし少しでも脳や脳疾患に興味・関心があれば、脳研究所での大学院進学を検討されると良いと思います。脳研究所では、脳とその疾患の解明と克服を目指す研究者の方々の熱意が溢れています。

Interview・・・2022年11月時の所属とインタビュー内容を掲載しています
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