2022年07月01日
ニュース
脳研コラムを更新しました
脳病態解析分野 杉江 淳 先生による「アミロイド線維の裏表」を掲載しました。
タンパク質は固有の立体構造を形成(フォールディング)します。
一方でミスフォールディングした特定のタンパク質は凝集し核(シード)を形成することがあります。
そして、モノマー(ポリマーを生成する単位物質)がシードに結合することによって伸長して、アミロイド線維を形成します。
疾患に関わる負の部分が多く報告されているアミロイド線維の役割ですが、機能的なアミロイドとして報告された例もあります。
今回のコラムでは、生理的にも病態機序においても、構造の違いによって、異なる機能があることが読み取れるアミロイド線維を紹介します。