2023年11月22日

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マーモセット卵子取得・胚生産の新しい手法に関する研究成果の記者発表を行いました!

記者発表中のZoom画面


マーモセット卵巣をマウスの腎臓被膜下に移植する異種間卵巣移植を行い、マウス体内で発育させた卵胞から採取したマーモセットの卵母細胞を体外で成熟・受精させ、胚盤胞まで発生させることに世界で初めて成功したことについて、11月21日(火)に、モデル動物開発分野の大学院生 平山瑠那さん(現・富山大学大学院生命融合科学教育部 大学院生)、動物資源開発研究分野の竹鶴裕亮特任助教、新潟大学名誉教授の﨑村建司博士、動物資源開発研究分野の笹岡俊邦教授、モデル動物開発分野の阿部学准教授、富山大学学術研究部医学系の高雄啓三教授がZoomにて記者発表を行いました。

本手法は動物実験における3R原則(※)に配慮した、遺伝子改変マーモセット作製のために必要な卵子の新しい供給方法となることが期待できます。

※ 動物実験適正化の国際原則で、Replacement(代替法の利用)、Reduction(使用動物数の削減)、Refinement(苦痛軽減を中心とする動物実験の洗練)の頭のRをとって3R原則と呼ばれています。

本発表についての記事が掲載されました!

研究成果詳細
2023年11月17日プレスリリース

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