脳研コラムを更新しました

システム脳病態学分野の 上野 将紀 先生による,「動きを生み出す脳の仕組みと謎 」を掲載しました。

脳研究所の使命である脳の病気克服の観点からは,脳卒中や脊髄損傷,ALS,パーキンソン病など,運動の機能を侵し日常生活を困難にする多くの病気の存在があります。こうした疾患を克服するには,病態の原因を探ることが重要で,一方,運動がなされる神経の機構の理解も不可欠です。

運動の中枢である⼤脳⽪質と脊髄を直接結び,運動を制御する「⽪質脊髄路」は,最上位中枢から最下位へ指令をだすシンプルな運動経路ともとらえられますが,実際は複雑で,多様な動作に関わる正確な仕組みは今もってわからないことだらけです。その研究の歴史と課題を,本コラムで紐解いていきます。

■システム脳病態学分野「動きを生み出す脳の仕組みと謎」

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