メンバー

教授
松井 秀彰
MATSUI Hideaki
准教授
菱田 竜一
HISHIDA Ryuichi
准教授
山中 智行
YAMANAKA Tomoyuki
助教
大塚 尭慶
OTSUKA Takayoshi
助教
ドウニョン ゴッドフリッド
DOUGNON Godfried
助教
イスラム サイード タウフイクル
ISLAM Syed Taufiqul
特任助教
酒井 晶子
SAKAI Akiko

研究概要

 パーキンソン病やアルツハイマー病といった脳の病、自閉症やADHDといった障がい、それらは表面的な理解だけでは太刀打ちできません。私たちは独自の病態解析手法と進化の両輪で、その姿を明らかにします。脳は、ヒトへと至る過程で回路や遺伝子を作り替えてきました。そして今なお進化を続けています。この「変われる力」は進化そのものである一方、なんらかの原因や環境では病や障がいへとなり得ます。
 この見方を、私たちは実証で固めてきました。パーキンソン病の原因分子αシヌクレインは魚類から登場し、アフリカメダカは加齢のみでパーキンソン病様の病態を示します。アルツハイマー病の原因分子APPは線虫からヒトまで保存され、その生理機能と破綻が病を生む仕組みを世界に先駆けて解明しつつあります。自閉症の魚モデルなど、発達の多様性も進化の視点から探究します。
 脳病態科学と進化学、脳研究所のひと脳資源、AI for Scienceを活用しつつ、AIには代替できない研究手法も融合し、脳の病の起源に迫ります。〈1.難病を克服する 2.障がいを支え合う 3.科学の歴史を刻む〉を通じて、病を克服し、障がいとは共に生きる「共進化」社会を実現します。

パーキンソン病の新しい仮説。ミトコンドリア障害とリソソーム機能低下が存在することで、mtDNAが細胞質に漏出し細胞毒性を発揮する。図はNat. Commun. (2021)から引用とChatGPTによるイラスト。
アルツハイマー病の新しい仮説。アミロイド前駆蛋白質は核が障害された際の老廃物を細胞外に廃棄することで細胞を保護している。図はProc. Natl. Acad. Sci. USA (2026)から引用とChatGPTによるイラスト。
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