第55回 新潟神経学脳研セミナー
場所|新潟大学脳研究所/新潟市中央区旭町通1-757(新潟大学旭町キャンパス内)
主催|新潟大学脳研究所 新潟脳神経研究会
申込締切|8/15(金)
本セミナーは
日本神経学会認定医更新取得単位の対象です。
希望者には旅費を支給します
※見学・体験コース参加の学生対象
若干名・先着順
PROGRAM
2025.8.28 木
講演会
会場/中田記念ホール
- 13:00-13:30
脳研究所が担う大学院教育プログラムと地域中核研究拠点事業
田井中一貴 先生(新潟大脳研)- 13:30-14:00
情報解析から迫る脳病態メカニズムの解明
菊地正隆 先生(新潟大脳研)- 14:00-14:30
脳損傷における神経回路の再構築
上野将紀 先生(新潟大脳研)- 14:30-14:45
- 休憩
- 14:45-15:15
画像は何を見せるのか?-Die Magie, eine strahlende Zukunft sehen zu können-
島田斉 先生(新潟大脳研)- 15:15-15:45
質量分析を用いたプロテオーム研究による生命システムの理解
松本雅記 先生(新潟大医学部)- 15:45-16:15
バイオインフォマティクスが担うメディカルAI分野
奥田修二郎 先生(新潟大医学部)- 16:15-16:30
- 休憩
- 16:30-17:15
アミロイド構造から紐解く神経変性疾患の分子病態
樽谷愛理 先生(都医学研)- 17:15-18:00
Infection-triggered encephalopathy syndromes (ITES)
佐久間啓 先生(都医学研)- 18:30-
- 意見交換会
2025.8.29 金
見学・体験コース
会場/各分野研究室
- 10:00頃-16:00頃 ※
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研究室見学・体験
※開始時間および終了時間は各コースで異なります。
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➀脳腫瘍に対する新しい治療法の実践〜近赤外光線免疫療法〜
腫瘍病態学分野/定員 4名
近赤外光線免疫療法は、腫瘍細胞の表面抗原を標的とした新しい治療法であります。治療が難しい様々な脳腫瘍に対して表面抗原特異的抗体を用いて、細胞膜に穴をあけて腫瘍細胞を破裂させます。ダイナミックな治療効果を見学したら、きっと魅了されるはずです。
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➁非侵襲的迷走神経刺激(taVNS)によるデジタルヘルス応用
システム脳病態学分野 田井中研究室/定員 5名
耳介迷走神経刺激(taVNS)を中心とした非侵襲ニューロモデュレーション技術を用い、最先端のデジタルヘルス手法を体験していただきます。
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➂脳の神経回路の標識と可視化
システム脳病態学分野 上野研究室/定員 6名
マウスをモデルに、脳や脊髄をつなぐ神経のネットワークがどのように接続して機能しているのかを観察します。
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➃ゲノムの進化から脳の病気を知る(仮)
システム脳病態学分野 進化脳病態/定員 5名
様々な生物のゲノムを比較して「病気の遺伝子がどうやって進化してきたのか」を調べる研究を体験します。
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➄ひと脳の病理解析の実際
病理学分野/定員 5名
ひとの手術材料や剖検脳を対象に病理学的診断や研究を行う様子をご紹介します。
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➅認知症原因遺伝子のゲノム解析
遺伝子機能解析学分野/定員 5名
ゲノムDNAを用いて、認知症の原因遺伝子に変異があるかどうかを調べます。
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➆遺伝子改変マウスの作製と解析
動物資源開発研究分野/定員 6名
マウスの卵子や精子を実際に用いて、体外受精や遺伝子改変マウスの作製を模擬体験します。
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➇老化と脳の難病を多様な生命とその進化から解き明かす
脳病態解析分野 松井研究室/定員 8名
細胞、魚、ヒトの脳など、実際の研究に使われている多様な材料を見学し、いくつかは自分の手で観察体験もしてみます。
連絡先
新潟神経学脳研セミナー事務局
〒951-8585
新潟市中央区旭町通一番町757
新潟大学脳研究所事務室
025-227-0388
seminar[at]bri.niigata-u.ac.jp