聴覚伝導路の新たな基本構造を提唱する総説を発表しました

2017年02月21日

概要

脳研究所システム脳生理学分野の塚野浩明助教と澁木克栄教授の研究グループは、マウス視床皮質間の聴覚伝導路に存在する新たなマクロ構造を提唱する総説を発表しました。この構造は、今後聴覚情報処理のメカニズムを生理学的に研究していく上で重要な基本概念になると考えられます。

本総説は、医学部神経解剖学分野の堀江正男講師・竹林浩秀教授、医学部耳鼻咽喉科学分野の高橋邦行准教授らと行ってきた共同研究の結果を中心に解説したもので、2017年2月20日にFrontiers in Neural Circuitsにオンライン掲載されました。

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図：新たに同定された視床皮質間聴覚伝導路の全体像

研究分野