メカニカルストレスが脳細胞へ与える影響の一端を解明

2016年12月09日

概要

自然科学研究機構 生理学研究所の清水健史助教、池中一裕教授、慶応大学医学部の田中謙二准教授、新潟大学脳研究所の﨑村建司教授らの共同研究グループは、地球の重力や、生体の運動に伴う進展・圧縮刺激など、我々地球上のすべての生物に対し日常的に影響を与える機械刺激(メカニカルストレス)に着目。メカニカルストレスが脳内のグリア細胞の一種であるオリゴデンドロサイトにどのような影響を与えるかを詳細に調べました。結果、オリゴデンドロサイトがメカニカルストレスに応答し、YAPとよばれる因子を活性化し、オリゴデンドロサイトの形態と成熟過程を制御していることを解明しました。本研究結果は、日本時間2016年11月3日(木)にGLIA誌のHPに英文原著論文が掲載されました。

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研究分野

  • 細胞神経生物学分野

研究成果・実績
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