難病「多発性硬化症・視神経脊髄炎」の神経変性に関わる新たな仕組みを発見
2016年02月04日
概要
神経内科の河内 泉 講師と西澤 正豊 教授を中心とする「神経免疫」研究グループ(穂苅 万李子 大学院生,横関 明子 医師ら)は,視神経,脊髄,脳に炎症を繰り返す難病「視神経脊髄炎」で "異常なミトコンドリアの集積を伴う重い神経障害" が生じることを世界で初めて明らかにしました。従来の免疫制御治療に加え,ミトコンドリアを標的とした新たな神経保護治療の開発に繋がる可能性があります。
研究成果は,平成28年2月2日のANNALS OF NEUROLOGY誌(5YEAR IMPACT FACTOR 10.792)に掲載されました。
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