論文発表:細胞間因子ニューレグリンによる皮質GABA介在神経シナプスの発達促進作用

2011年04月28日

概要

パルブアルブミン陽性GABA細胞(緑)に豊富に発現するニューレグリン受容体ErbB4(赤)

ニューレグリン受容体ErbB4(赤)はパルブアルブミン陽性GABA神経(緑)に豊富に発現している

当分野の研究成果を2011 年4月13日発行のThe Journal of Neuroscienceへ発表した(Abe et al. (2011) Neuregulin-1 signals from the periphery regulate AMPA receptor sensitivity and expression in GABAergic interneurons in developing neocortex. J Neurosci. 31(15): 5699-5709)。この研究により、統合失調症関連遺伝子の一つとして着目される細胞間因子ニューレグリンが、生後発達期の大脳皮質GABA介在神経のシナプス発達を促進する作用を持つことが明らかになった。

研究分野

研究成果・実績
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