アルツハイマー型認知症患者における認知機能変化を血液マーカーで測定

2015年04月06日

概要

遺伝子機能解析学分野の池内 健 教授らの研究グループとエーザイ株式会社は,共同研究により血液中の脂質代謝物質「デスモステロール」がアルツハイマー型認知症(AD)の患者に生じる認知機能の経時的な変化とよく相関することを見出しました。本成果は,3月31日に米国学術誌「Alzheimer’s & Dementia: Diagnosis, Assessment & Disease Monitoring」に掲載されました。
今後は,認知機能が正常もしくは軽度認知障害の時期に血液中のデスモステロールを測定することで,将来の認知症発症の予測や薬剤の効果判定など,様々な応用の可能性が期待されます。

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研究成果・実績
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