2025年12月26日
"脳といのち"のイノベーションハブ設立記念シンポジウムおよび開所式が開催されました!
令和7年12月18日(木)、旭町キャンパスにて"脳といのち"のイノベーションハブ(BIH)設立記念シンポジウムおよび開所式が開催されました。
「"脳といのち"のイノベーションハブ(BIH)」とは、文部科学省令和4年度第2次補正予算「地域中核・特色ある研究大学の連携による産学官連携・共同研究の施設整備事業」の支援を受けて本学に設立したものであり、令和6年度採択「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」における重点分野"脳といのち"領域をはじめ、ヘルス・ライフサイエンス分野のオープンイノベーション拠点として整備した施設です。
設立記念シンポジウムでは、本学の川端和重理事の開会挨拶で幕を開け、御来賓の皆様から御挨拶を頂戴しました。その後、牛木辰男学長が事業概要を紹介。さらに本研究所 病理学分野の柿田明美教授が、ブレインバンクの取り組みとこれまでの実績を紹介し、令和8年度に設置予定の「ひと脳研究資源イニシアチブ推進センター(ChBRI:シブリ)」について説明いたしました。続いて味の素株式会社 アミノインデックス事業部の影山陽子氏による基調講演が行われました。同社と本研究所 遺伝子機能解析学分野の池内健教授との共同研究の成果を活用した「アミノインデックス・リスクスクリーニング(AIRS)」のご紹介や、"脳といのち"だけでなく"食と健康"領域を含めた本学への期待等、今後の取組に資する多くの知見を共有いただきました。質疑応答の後、末吉邦理事の閉会挨拶で記念シンポジウムは締めくくられました。
続いて、BIHにて開所式を開催しました。式典では開所を記念したテープカットを行い、続く内覧会では、参加者の皆様に建物内をご見学いただきました。
本研究所は今後も脳と神経の疾患の予防・早期診断・革新的治療法の開発を目指して、研究を進めてまいります。
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