J-PEAKS伴走支援サポーターとして東京科学大学の佐藤勲特命教授が本研究所を視察されました

　6月11日（水）、地域中核・特色ある研究大学強化促進事業（J-PEAKS）の伴走支援サポーターとして、東京科学大学の佐藤勲特命教授が本学を訪問され、本研究所においては、柿田明美教授の案内で病理学分野を視察されました。

　地域中核・特色ある研究大学強化促進事業（J-PEAKS）とは、地域の中核大学や研究の特定分野に強みを持つ大学が、その強みや特色のある研究力を核とした経営戦略の下、他大学との効果的な連携を図りつつ、研究活動の国際展開や社会実装の加速等により、我が国全体の研究力の発展を牽引する研究大学群の形成を推進することを目的とした事業で、本学は令和6年度に採択されました。伴走支援は、設定したアウトプット・アウトカム指標達成のために効果的に取組を進められるよう、必要な助言・提案等を行うことを目的としています。

　今回の本研究所の視察ではまず病理学分野の柿田明美教授より、研究所の概要や、病理学分野の研究活動、ブレインバンクの取り組みについて紹介をいたしました。本研究所のブレインバンクでは、患者様とご遺族様の尊い志の元にご提供頂いた多くの組織標本リソースを保管しており、世界的に見ても有数の研究リソースとして、様々な脳神経疾患の研究を進めるための貴重な研究資源となっています。

　続いて所内の視察では、実際に保管されている病理標本や、生鮮凍結脳を保存しているフリーザー室、剖検脳の切り出しを行うブレインカッティングルームなどをご覧いただきました。

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