令和6年5月28日（火）に中国駐新潟総領事館の柏燕秋（ハク エンシュー）領事と白佳慧（ハク カエ）領事アタッシェが本研究所を訪問され、遺伝子機能解析学分野を見学されました。

見学ではまず同分野の池内健教授より、本研究所における認知症研究について説明がありました。本研究所から発表した研究成果に加え、国内およびアジアにおける認知症患者数の動向や、患者さんを支えるためにかかる社会的コストなどの話題が取り上げられました。また、アルツハイマー病の新薬レカネマブについても説明があり、その効果と今後の課題について活発に意見が交わされました。

その後、遺伝子実験施設内の見学が行われ、研究に使用する各種設備や、血液や組織などの試料が保管されているバイオバンクなどをご覧いただきました。

今後も脳研究所は国際協力を通じて脳研究のさらなる発展を目指して参ります。