2022年07月29日

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新潟ジュニアドクター育成塾ドクタープログラム受講生2名が脳研究所で研究中です

Jr.doctor_4.png新潟ジュニアドクター育成塾は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の次世代人材育成事業の平成31年度採択事業としてスタートし,本学理学部が中心となって実施している事業です。意欲ある小中学生を対象に,生物多様性などの課題をグローバルな視点で理解し,自然と人間を愛し,共生を実現する未来の科学人材の育成を目的としています。新潟大学を中心に,連携大学(福島大学,新潟薬科大学,新潟工科大学)と県内の博物館・植物園・企業などが協力して,地域の特色を活かした教育プログラムを提供するものです。

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指導担当:システム脳病態学分野
田井中教授

現在,今年度ドクタープログラム受講生である小学6年生2名が脳研究所を訪れ,観察や実験・実習に取り組んでいます。それぞれが自身で設定した課題研究テーマ「生物標本を透明にして体の中に広がる宇宙をみてみよう」「有精卵×透明卵=いのちの視覚化」について,システム脳病態学分野の田井中一貴教授の指導を受けながら研究活動を行っています。当分野では組織の透明化・3Dイメージング技術の開発研究をしていますが,受講生たちは普段目にすることのない専門的な研究設備や器具に実際に触れ,教授と一緒に研究するという貴重な経験に,緊張しながらも積極的に自ら興味のある研究に取り組んでいます。
田井中教授も意欲的な受講生を前に熱心に対応し,有意義でエネルギッシュなプログラムが進行中です。


本ドクタープログラムは,6月下旬からスタートし,10月頃まで個別の課題研究などを行う予定です。その後,サイエンスカンファレンスや学内での成果発表会を予定しています。

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関連分野:システム脳病態学分野 田井中研究室

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