2021年08月10日

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中学生が自由研究テーマの一環として脳研究所を訪問

自由研究のテーマとして脳について調べたいとの申込みを受け,上越市在住の中学生2名が,令和3年8月3日(火)保護者の方と脳研究所を訪れました。

初めての試みとなる個別での見学会は,マスク着用などの新型コロナウィルス感染症対策を行い,始めに,脳病態解析分野の松井秀彰教授から本研究所の説明を受けた後,所内の施設を見学しました。次に,システム脳病態学分野の田井中一貴教授から,透明化されたヒト脳組織のサンプルや3Dイメージングによる画像を用いて,脳の病態を解明する研究について説明を受けました。最後に,多くの水槽が並ぶ研究室に移り,再び松井教授から,メダカからヒトの病気のメカニズムを教わる研究について模型などを用いた説明がありました。

見学後,参加者から「実際の研究室に入れたことが印象的でした。どれも「発見」ばかりの時間でした。」,「たくさんの質問に答えていただき,その場で不思議に思ったこともきかせていただきました。」などの感想をいただきました。
今回の体験が,自由研究のお役に立てることを願うとともに,将来の進路を検討する上でのヒントとなれば幸いです。

今後,感染症収束後,例年開催していた学生向け体験学習の再開や,団体での見学会の開催を考えております。

210803.kengaku_pic1.jpg所内の施設を見学する様子

210803.kengaku_pic_2.jpgシステム脳病態学分野 田井中研究室 にて

210803.kengaku_pic3.jpg脳病態解析分野 松井研究室 にて

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