共進化構想
所長業務が想像以上に忙しいのと、それに加えて思っていた以上に研究者の仕事とは異なるので、2月からしばらく苦戦中で、HPの更新もあまりできませんでした。意外と読んでくれている人もいるらしく、すいません。
ところで、やっとこさアルツハイマー病に関する、私が思うに革新的な論文が出版されました。それと並行して、教育学部さん、保健学科さん、附属特別支援学校さんと、私が思う「科学、とくに進化学や神経科学にサポートされた良い社会のあり方」について議論を進めています。
みなさん情熱もあり、アイデアもあり、他部局や学校さんから学ぶことは多いです。また、自分たちのことで恐縮ですが、他部局さんも脳研究所のパワーから学ぶことはあったと思います。所長業務と並行して、こういった全く新しい試みを進めるのは大変なのですが、所長だからやりやすい面があるのも事実です。また、副所長でもある田井中教授が前向きに色々サポートしてくださり、場合によっては主体的に進めてくださったおかげで、ひとまずアイデアを実現するためのグラント申請まで進めることができました。何かが採択され、実際に社会実装できることを心待ちにしています。
世の中や大学というのは、優れた取り組みや、明らかにやるべきことに対して、だからと言って自然に注力されるとか、サポートがあるとか、そういうことはあまりありません。結局、熱意と実行力で多少は無理をして押し通すしかないと思います。世界は自分の足跡を辿って、あとからついてくる。そう信じています。
