教授室

松井の個人的な落書きです。

β多様性はγ多様性を補償しない

エンゴサクもアマドコロも綺麗な植物です。目立たないけれど、マイマイカブリもいて、道端にはちょっと気持ち悪い形のマムシグサも生えています。角田山に今いるものたちは、どれも長い時間の進化のなかで変わりながらも生き残ってきた存在です。連続性のある自然環境では、咲き方も歩き方もそれぞれで、しかもかなり特化した生物が、互いに折り合いをつけながら共に棲んでいます。

人もいろいろあるのが自然です。ただ、人工的で断片的な都市環境では、そうした違いがストレスになったり、排除されたりします。ここではその是非は問わないでおきます。ただ持続する進化の時間の中で、このことは生命体としてものすごく違和感があり、少なくとも進化には不利でしょう。

私たちの研究室は生命の生存と進化の源を考え、脳の病気や障害、そして老化を研究しています。でもこれ以上はここに記載しても今は理解されません。続きはそれを受け入れる周囲の環境が整った頃、あるいは私たちの研究室でこういった研究をする方が私以外に将来いれば、その方にお伝えしましょうか。

2025年05月09日

国破れて山河在り

Moonshotの会議で京都大学に行ってきました。仕事があって京都に行くことはあっても、京都大学に行くことはほとんどないので久しぶりの景色で、変わったものも変わってないものもありました。私たち家族が私が大学院の間に住んでいたマンションは残っていてルネも当時新しかったものが古くなっているだけでしたが、ほとんどの立て看板は消失し部活でよく利用した定食屋さんも店じまいしていました。あの有名な女子大も閉じるそうです。まあそもそも卓球部の部室がない地点で戻るところが一つないんですよね。そういえばバイト先も"しまじろう"に買収されたので戻るところではなくなっている。

ただまあ恩師も同期もお元気そうで、また同じ領域の先生方との議論そのものは楽しかったです。景色は変わっても、恩師や同期とお会いするとたちまち当初の関係に戻るのはいいものですね。

2025年04月25日

赤い器と緑の護摩堂山

護摩堂山で添付のような赤い何かを見つけたのですが2週間後には完全に消失していました。ChatGPT曰くエルフカップ(ベニチャワンタケ)だそうですが、本当ですかね。胞子を飛ばしさえすれば赤いカップは消えてしまってもいいようで、本体はわからないだけでどこかにあるんでしょうが。

2025年04月12日

Pride of Niigata

11/2は期待しかない。そのあとは不安な案件もある。
生まれた地域や所属する機関に愛着がある人もない人もいると思う。私はどちらかと言えば特定の愛着がない方なのかもしれないが、一方で地域や機関が限界を規定しているならそれを打破したいし、しているところを見てみたい。

2024年10月26日

キノコ

なんかのキノコ@護摩堂山

2024年10月12日
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