研究設備とモデル動物
超解像顕微鏡(Super-resolution microscopy)
ニコンのSIM + STORMです。なかなかにハイエンドの機器その1。

ライカ STELLARIS + LIGHTNING
共焦点画像を計算処理し、細胞内の微細な構造をより鮮明に観察できます。複数色の蛍光観察にも対応しています。

共焦点顕微鏡ニコンA1R+(Confocal microscopy, Nikon A1R+)
速度も感度も高い共焦点顕微鏡です。Matsui LAB.ではこの共焦点顕微鏡が日々のルーチン観察用になります。

ライカTHUNDERモデル生物(Leica THUNDER model organism)
Computational Clearing によって構造の細部まで明瞭な画像が得られる実体顕微鏡。ゼブラフィッシュや厚みのあるサンプルの全体像を掴みたいときに力を発揮します。

ハイコンテント共焦点イメージング(High-content confocal imaging)
横河電機のCV8000です。なかなかにハイエンドの機器その2。共通機器ですが管理するのが自分だと思うと気が重い面もあります。

Single Cellome Unit SU10
横河電機のSingle Cellome Unit SU10です。先端が数十ナノメートルのガラスピペット(ナノピペット)で、狙った1個の細胞の核や細胞質に遺伝子や薬剤などを直接注入したり、細胞内の物質を吸い出したりできます。
培養・分子生物学の基本設備
プレートリーダー(Plate reader): 蛍光も吸光も発光も計測できます。プレートリーダーは現在ラボに3台あります。
Nanodrop
PCRは4台、real-time PCRは2台設置しています。
培養細胞の部屋: クリーンベンチ2台、CO2 incubator 2台、Nepa21エレクトロポレーター、自動セルカウンターCellDropなどを設置しています。
魚飼育システム-循環水槽(Fish breeding system)
ラボに大型両面4段のものが6台あります。MEITO水園のものを使用しています。

研究モデル
Mouse(マウス)
魚や培養細胞で見つけた仕組みを、哺乳類の脳で確かめるために使っています。

Zebrafish(ゼブラフィッシュ)
なんだかんだと最もよく使っています。世界で広く用いられる脊椎動物モデルです。飼育や遺伝子改変の容易さ、利用できるツールの多さ、イメージングの容易さなどから、非常に研究に利用しやすい魚です。写真はCasperという透明な系統です。

Medaka(メダカ)
日本が強みを持つ魚です。ゼブラフィッシュとはそこそこ遠縁ですので、ゼブラフィッシュでできないことがメダカでできたり、メダカでできないことがゼブラフィッシュでできたりと相補って利用できます。見た目が一番かわいいです。

Turquoise Killifish(アフリカメダカ)
乾季に水域が消失する環境に適応した短い生活史をもち、飼育可能な脊椎動物の中でも非常に短命です。短期間で加齢変化を追えるため、老化と加齢関連疾患の研究に大きな力を発揮します。オスはカラフルですが攻撃的で怖いです。
Giant Danio(ジャイアントダニオ)
とある理由で飼育を開始も、実験に使いにくいです。イメージはでかいゼブラフィッシュです。なんでもそうなんですが違う魚を使うと、いかにゼブラフィッシュが実験動物として優れているかを実感します。