医学部受験における理科選択の問題
現在の医学部の受験生は物理・化学選択がほとんどですが、当然医学は生物のほうが近いので、このシステムはなんとかしないといけないです。私が高校生の時からこのことはずっと問題でした。私は幸いにして数学がとても得意でしたので、受験において点数をあまり気にしておらず迷わず生物・化学にしました。しかし合格ラインを意識する受験生が物理・化学という点数の取りやすい科目にするのは仕方ない面もあります。変わらなければならないのは受験生よりも医学部の受験システムの方でしょう。ちなみに私はこの問題点をレポートにし京都大学の医学部の教授に提出しましたが、私の医学部留年が回避されたのみで制度は何も変わりませんでした。
新潟大学あるいは京都大学と言うより医学部では全国的に同じ問題が存在します。私は今研究中心の生活で、全く受験システムとは無縁ですので、受験システムと関係がある先生方による改善に期待するしかないです。日本の研究力の低下とともに頭が痛い問題ですね、、、。