アイシテルニイガタ
アルビレックス新潟の試合を見に行くことが多くなりました。もちろんいろんな選手が頑張っているのですが、素人が見ても一人際立っているのが“ニイガタの至宝”本間至恩選手です。一人でキレキレのドリブルと最後のパスで局面を打開できる選手で、先日もおそらく連戦のために体力温存でベンチスタートでしたが、交代投入直後に素晴らしいアシストをして勝ち越しに貢献していました。そしてGW連戦のため至恩がベンチにも入らなかった場合、現在最下位琉球にも引き分けてしまう、、、oh
my (T_T)
サッカーというのはチームスポーツですが、一方で自分のポジションの役割を果たすのは一人しかおらず、その一人の能力に大きく依存しています。研究の世界も同じで、研究室内外での協力は大事ですし、昨今は研究の中身そっちのけで共同研究、特に国際共同研究をしろという圧力が半端ないですが、最も大事なのは個人の卓越した見識や実験や動機だと思います。それはこれまでのノーベル賞を見ても明らかです。
新潟大学は中堅の大学ですが、昨今の研究者志向の低下により、優秀な人ばかりを選べる立場ではなくなりつつあります。人材を育てないといけないのはもちろん、個人のやる気や性格によっては育てることも難渋する場合もあります。私達の研究室にも多種多様な方が参加されますし、協力関係はとても大事です。でも一方で私は個々人の努力と能力を非常に重く見ているということも念頭に置いておいてください。