生命科学リソース研究センター / バイオリソース研究部門
動物資源開発研究分野

ドーパミンは、運動機能、記憶や学習、意欲に重要な働きがあると考えられている。本分野の研究課題として、重要な神経疾患の一つであるパーキンソン病 (PD) の運動障害に着目し、PDモデル動物として、ドーパミン情報を伝えるドーパミン受容体や関連分子の遺伝子操作マウスを開発し、標的分子の発現解析、運動や学習・記憶の行動解析、神経回路の働きの解析により、運動調節の仕組み解明と治療法開発への発展を目指している。
また、本分野は全学共同利用の動物実験施設の管理運営を担当し、高度化した動物実験の推進のため、マウス、ラット、ウサギ、モルモット、イヌ、ブタ、ニホンザル、マーモセット、メダカなどを用いる動物実験環境を整えるとともに、体外受精、胚移植、胚・精子の凍結保存などの発生・生殖工学技術を用いた研究支援を行っている。また、急速に進歩しているゲノム編集技術を取り入れ、遺伝子操作動物作成の迅速化も進めている。これらの実験技術を駆使して、動物実験環境をSpecific Pathogen Free (SPF)環境に保持し、かつ計画的な動物の生産による迅速な研究の実施にも貢献している。

教授 笹岡 俊邦 SASAOKA Toshikuni
講師 福田 七穂 FUKUDA Nanaho
助教 藤澤 信義 FUJISAWA Nobuyoshi
助教 小田 佳奈子 ODA Kanako

*非常勤研究員:横山 峯介

*非常勤研究員:佐藤 俊哉

*非常勤研究員:森田 邦恵

  • D1Rノックダウン(D1RKD)マウスはドキシサイクリン(Dox)処置によりドーパミンD1受容体(D1R)発現が抑制される。
    (上図)野生型(WT、上), D1Rノックアウト(D1RKO、中), D1RKD(Dox処置前、下)マウスの線条体(Str)におけるD1R免疫反応性を示す。長方形の部分のStrの背側運動領域をより高い倍率(右)で示す。 スケールバー、左側1 mm、左側100μm。
    (下図)D1RKOの線条体におけるD1Rタンパク質発現のウエスタンブロット分析。Dox処置の前、中および後のD1RKDマウス(0日目、7日目、14日目、21日目、28日目、Dox投与中止後 7日目)、およびWTマウス。

施設の利用および研究支援活動に関して

詳細な手続きに関しては、学内専用ページをご覧ください。

学内関連サイト

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