メンバー

教授
笹岡 俊邦
SASAOKA Toshikuni
准教授
福田 七穂
FUKUDA Nanaho
助教
小田 佳奈子
ODA Kanako

研究概要

 本分野では、ドーパミンが関わる重要な神経疾患の一つであるパーキンソン病(PD)に着目し、ドーパミン受容体等の遺伝子操作マウスをPDモデル動物として用いて研究しています。モデル動物の行動や神経回路を解析することにより、運動調節や学習・記憶の仕組みの解明と治療法開発への発展を目指しています。併せて、神経細胞の形成や機能を担うRNA結合タンパク質の脳神経における機能解析や、受精卵の発生生殖工学的実験処置が個体発生に及ぼす影響の解析、胚盤胞補完法により欠損した臓器を再生させる研究も行なっています。
 本分野は全学共同利用の動物実験施設の管理運営を担当し、マウス、ラット、ウサギ、モルモット、イヌ、ブタ、ニホンザル、マーモセット、メダカなどの多様な実験動物の飼育・実験環境を提供しています。また、体外受精、胚移植、胚・精子の凍結保存などの発生・生殖工学技術を用いた研究支援を行っています。これらの研究支援は、実験動物をSpecific Pathogen Free (SPF) 環境に保持することや、計画的に動物を生産して効率的に研究を進める上で重要です。さらに、近年ではゲノム編集技術を用いた遺伝子改変動物の作製も進めており、学内における動物実験の推進を目指しています。

動物資源開発研究分野メンバー(2024年5月撮影)

施設の利用および研究支援活動に関して

詳細な手続きに関しては、学内専用ページをご覧ください。

利用案内(準備)
利用方法(利用に際し必要な書類等)
講習会の申込み(新規利用者講習会、現地講習会等の申込み)
研究支援活動(胚操作申込み、実技講習について)
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