平成元年度（1989年度）に学内共同省令施設として「遺伝子実験施設」が設置された。組換えDNA実験を基本的方法論とする遺伝子工学や発生工学の教育と共に、それらに携わる研究者の育成を目指す学内共同教育研究施設として始動した。

　平成５年（1993年）１０月に現在の研究棟が完成した。

　平成１４年度（2002年度）には脳研究所に統合され、脳研究所附属生命科学リソース研究センター遺伝子実験部門と改組転換された。部門内に「生命情報工学分野」と「遺伝子機能解析学分野」の２分野が新設された。

　平成18年度（2006年度）には「脳研究所附属生命科学リソース研究センター動物資源開発支援研究部門」と統合され、現在のバイオリソース研究部門に改組された。「遺伝子機能解析学分野」と「生命情報工学分野」に「動物資源開発研究分野」が加わり３分野体制となった。