新潟大学脳研究所 基礎神経科学部門
分子神経生物学分野

I. 脳内サイトカインの神経発達への影響と細胞シグナリング

脳神経細胞が神経栄養性因子やサイトカインに反応してどのように発達・成熟するのかを調べています。
<対象サイトカイン>
BDNF, EGF, GDNF, IL-1, ニューレグリン
<対象神経細胞>
GABAニューロン, ドパミンニューロン, セロトニンニューロン 他
<注目シグナル>
mTOR, AMPK, S6 kinase 他

II. 神経栄養因子の産生と分泌調節のメカニズムを調べています

<対象因子>
BDNF, EGF, ニューレグリン
<メカニズム>
開口放出, シェディング 他

III. サイトカイン暴露がどのように動物の認知行動発達を障害するのかを発声異常, 行動変化, 聴覚変化に注目して調べています

<対象モデル>
サイトカイン投与動物(マウス, ラット, サル)
<測定指標>
ドパミン活動, 超音波発声, 社会行動, EEG, 基底核活動 等

IV. 統合失調症の病態形成におけるサイトカインの役割を調べています

<対象>
死後脳組織, 患者血液, ゲノム
<分析>
次世代シークエンス, ELISA, qPCR, ウエスタン