研究成果・実績

ドラッグスクリーニングを用いてテモゾロミド耐性膠芽腫に有効な化学療法剤を同定

2017年06月01日

概要

膠芽腫(GBM)に対する標準治療は可及的摘出及び放射線、テモゾロミド (TMZ)による化学療法です。TMZ治療中の再発に対しては有効な治療法はなく、極めて予後不良です。今回、当分野はヒトGBM initiating cells(GICs)をTMZ含有培地で培養し、TMZ耐性GIC細胞(GICR)を樹立しました(図1)。更に1,342種の薬剤ライブラリでスクリーニングを遂行し、新規治療薬候補、1-(3-C-ethynyl-β-D-ribopentofuranosyl) uracil (EUrd)を同定しました(図2)。EUrdはin vitroで多種の膠芽腫細胞に治療効果を示し、担癌マウスモデルでも抗腫瘍効果を示しました(図3)。TMZ治療中の再発に対して、EUrdが治療候補として期待されます。(Tsukamoto et al. Stem cells. 2016;34(8):2016-2025.) この研究は北海道大学遺伝子病制御研究所、北海道大学薬学研究院との共同研究です。

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