研究成果・実績

小型魚類を使った神経疾患研究について解説

2017年06月01日

概要

新しくできた私達の脳病態解析分野は平成28年度は主にこれまでの仕事を総説し、いくつかの報告としてまとめました。小型魚類は脊椎動物であり、そのほとんどの神経構造が我々哺乳類と対応可能です(Dev Growth Differ. 2017)(図1)。また可視性や遺伝子操作にすぐれ、生きたまま臓器、細胞、細胞内小器官、分子を追跡し、そして生理状態や疾患状態を観察することが可能です(Neurosci Res. 2017、ブレインサイエンスレビュー2017)。さらに近年では多種多様な魚種がモデル動物化されつつあり、個々に様々な特徴と利点があります(生体の科学2017)(図2)。

今後もこれらの特徴を生かし、さらにin vitro、培養細胞、ショウジョウバエ、マウス、ヒトサンプルをあわせて縦断的に解析することで、難病の多い神経精神疾患の病態解明につなげていきます。

脳病態解析学画像1
図1: げっ歯類(上)と小型魚類(下)のドパミン神経とノルアドレナリン神経の分布。赤がドパミン神経、青がノルアドレナリン神経。図はDev Growth Differ. 2017より。

脳病態解析学画像2
図2: モザンビークの魚、アフリカメダカは、超短命で老化が早く、現在老化研究のモデル動物として注目されつつある。図は生体の科学2017より。

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